「ワッショイの余韻」



熱海西部、誇らしき宵のひかり
こがし祭りでは、毎年山車コンクールの審査員を仰せつかっております。
今宮神社のある熱海西部地域からも、複数の町内会が今宮神社のお札を携えてコンクールに参加していますが、なんと今年は装飾の部、木彫りの部、ともに西部地域の町内会が優勝されました。大活躍です。
電飾ピカピカ、鐘カンカン、太鼓ドンドコ、笛ピュルルー。
曳く人、叩く人、叫ぶ人、全部汗だく。
子どもも大人も、無邪気と誇りが混ざった顔で「ワッショイ!」と叫ぶ。
あの一体感、あの熱気。
それらがまるで波のように観客の方にまで押し寄せてきて、私たちの胸も自然とリズムを刻みはじめる。
ワッショイ、ワッショイ。
溢れ出る熱気は伝播して、見学する私たちを巻き込み、おかげさまで身も心も弾む夜となりました。
土地の記憶と誇りと喜びが、夏の夜に満ちてゆく。
そんな素晴らしい時間をともにできたことに、心からの感謝を。